人はつねに自分を過小評価するものだ。なぜできないか、なぜやってみようとすることさえいけないのかをささやく内なる声、ときには 大声で叫ぶあの自己不信という声に耳を傾けてしまう。声には 2種類あると思う。理由を告げる声と自己不信の声だ。理由を告げる声は常識の声だ。自己不信の声のときは、あなたの過去があなたの将来を操っている。私は、自分の過去に自分の将来を指図させはしないと、はっきり心に決めた。私は、平均的な中流家庭でト育った。これについては何の不満もない。実際、何もかも申し分なかったと思う。私はその環境の中で努力した。揺るぎない価値観を学んだ。その多くは、両親からもたらされたものだ。父は、年配になるまではとくに起業家的なことはやっていなかった。よく働く人だったが、起業家精神の人ではなかった。彼は、 1つの企業に勤めて職業人生のほとんどを過ごし、安定した収入を得て中流家庭の暮らしを支えた。私や兄弟、 2人の姉妹に
とっては良い暮らしだった。私は大学を卒業すると、父が歩んだ道と同じ道を選び、仕事に就いた。だが、働いているうちに、起業家になる方法を教えてくれる人々に出会うようになった。彼らは私のメンター(良き師)となり、私は、起業家になることを彼らに学んだ。そして私は、両親から受け継いだ生来の価値観と、新たに身につけた起業家精神によって、完全な自分になった。
両親が、将来の仕事に役立つと考えて私をしつけたことは一度もないだろう。
にもかかわらず、そのすべてが役に立っている。応援してくれなかった父親や、
猛烈に批判的だった母親、あざ笑った友人たち、登校初日から生徒にレッテル
を貼った教師たち その記憶や心の傷を忘れようとするかしないかは自分次
第だと思う。そうしたネガティブな周囲の反応は誰もが経験してきたことだし、
これからもっと経験することだろう。ハリウッドの有名人たちを見ればわかる。
不動産投資は、自分の強さが頼りのビジネスだ。私はあなたに、人生の良い
経験だけを拠り所にするのではなく、人格形成の場となるつらく厳しい体験も
活用しなさいとアドバイスしたい。多くの人の考えとはうらはらに、私たちは
決して完全な人格者にはなれないのだ。あなたが不動産投資ビジネスを構築できる
ようになることを願う。