不動産投資で家族をパートナーにすることについては賛成派から反対派まで様々な見方がある。家族をパートナーにすれば大金を節約できると言う人がいる。どんな犠牲を払ってでもそれだけは避けろと言う人もいる。どちらの意見ももっともだとも思えるし、そうとは限らないとも言える。家族をチームに入れたりパートナーにしたりするのは、十分な情報をもとに決断し、それがどういうことかがわかっているなら良い考えだと思う。その場合は細心の注意を払ったほうがいい。正直な話、来年の感謝祭のディナーが気まずいものになりかねないからだ。仕事上の関係と個人的なつながりをごっちゃにしてもまったく問題のない家庭はたくさんある。だが、そのような術を習得していない人々もいる。あなたの家族がどちらにあてはまるかは、あなただけが知っている。

家族をチームに参加させることについては、次のようにいくつかの賛成意見や反対意見がある。

賛成意見

  • 簡単だ。やりやすいのは間違いない。義理の弟が会計士なら手聞がはぶけたも同然だ。人探しに時間をさく必要もない。
  • 家族内の平和を保つことができる。家族の中にプロがいるなら、その人を登用しないと反感を買うことがある。
  • 費用が安い、あるいはタダになる。身内のためなら無料でサービスを提供してくれる人も多い。

反対意見

  • 客観性が失われる。家族とやむなくビジネス上の厳しいやりとりをした翌日は、平然と食卓を囲むのは難しい。
  • 交渉力が失われる。私は、自社のすべての取引業者について、毎年ランク付けと料金評価をしている。家族が相手ではかなりやりづらい。
  • 人間関係が損なわれる。ビジネス取引の失敗をめぐって家庭内のよい関係が壊れる。

家族を人材として雇うのか、あるいは雇わないのか、そのどっちの道を選んだとしても、どの程度成功するかは、あなたがどの程度誠実な人間なのかに正比例していることを覚えておこう。みんな、公正で正直な人々と働きたいと思っている。この本の手法は、そのような価値観に基づいている。それをマスターすれば、夜ぐっすり眠れるようになることは請合いだし、あなたといっしょにやりたいという人が列を成しでも不思議ではない。

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